導入効果分析 – オンボーディング編

Jive (3C Community)をオンボーディング業務に活用した場合に発生する費用と効果を分析したいと思います。これを参考に、自社のケースに当てはめてみてください。あくまで想定ですので、実際とは異なる場合があることをご容赦願います。

ペルソナ

  • 企業:ITサービス企業
  • 職種:人事マネージャー
  • 課題:
    • 新入社員の情報収集に時間がかかる
    • 手続きが複雑で、新入社員がスムーズに業務を開始できない
    • オンボーディングプロセスの効率化が求められている

Jiveのソリューション

  • オンボーディングポータルの提供: 新入社員が必要な情報をワンストップで取得できるポータルを提供。会社のポリシー、手続き、必要な書類、トレーニング資料などを一元管理し、アクセスしやすくします。
  • デジタル手続きとトラッキング: オンラインフォームやチェックリストを使用して、新入社員の手続きをデジタル化し、進捗状況をリアルタイムでトラッキングします。これにより、必要な書類の提出や手続きの漏れを防ぎます。
  • メンターシッププログラムの導入: メンターと新入社員をマッチングし、Jive上でコミュニケーションを促進。質問や相談がスムーズに行える環境を整備します。
  • トレーニングモジュールの提供: 必要なトレーニング資料や動画をJive上で提供し、自己学習をサポートします。また、トレーニングの進捗状況を管理し、必要に応じてフィードバックを行います。

導入効果:

  • 情報収集の効率化: 新入社員が必要な情報を迅速に取得できるようになるため、オンボーディング期間が短縮されます。これにより、新入社員が早期に戦力化します。
  • 手続きの簡素化: デジタル手続きを導入することで、書類の提出漏れや手続きのミスが減少し、人事部門の負担が軽減されます。
  • メンターシップとコミュニケーションの強化: メンターとのコミュニケーションが円滑になり、新入社員の不安や疑問を早期に解消できます。これにより、新入社員の定着率が向上します。
  • トレーニングの効率化: オンラインでのトレーニング提供により、新入社員が自己ペースで学習できる環境を整備します。これにより、トレーニングの効果が向上します。

費用対効果の具体例:

  • オンボーディング期間の短縮: 新入社員1人あたりのオンボーディング期間が1ヶ月短縮されると仮定します(従来3ヶ月 → Jive導入後2ヶ月)。30名の新入社員が1ヶ月早く業務に貢献することで、1名あたりの月間生産性を50万円とすると、年間で1,500万円の生産性向上が期待できます。
    • 生産性向上: 50万円 × 30名 = 1,500万円
  • 手続きの簡素化によるコスト削減: 人事部門の手続きにかかる時間が年間で500時間削減されると仮定し、1時間あたりのコストを3000円とすると、150万円のコスト削減が期待できます。
    • 手続きコスト削減: 500時間 × 3000円 = 150万円
  • メンターシップによる定着率向上: 新入社員の定着率が向上し、年間の離職率が5%減少(30名中1.5名減少)すると仮定します。新入社員1名の採用・オンボーディングコストを100万円とすると、150万円のコスト削減が期待できます。
    • 採用コスト削減: 1.5名 × 100万円 = 150万円

オンボーディングの情報を一元化して必要な情報にいつでもアクセスできる状態をつくること、業務やメンバーの活動を可視化することで、よりサポートがしやすくなります。コスト削減だけでなく、チームワークの向上、より働きやすいワークプレースを構築できます。