コミュニケーションが大事という話は、昔から言われ続けていますが、どのように良くなればいいのか、現状どうなのかが視覚的にはなかなかわかりません。現状のコミュニケーションツールでわかることは、メールの量によって、部署のコミュニケーションが積極的に行われている、または仕事に忙殺されているくらいでしょうか?
一方で、デジタルマーケティングの分野では、広告やウェブサイトの分析がものすごく進んでいます。広告の表示数やウェブサイトのアクセス数に始まり、このユーザーはどのような趣向があるかまで分析します。
Jiveでは、こういった分析技術を活用して、社内コミュニケーションの分析を可能にしています。コミュニティやコンテンツ毎のアクセス数、人気のあるコンテンツ、どの部署とのコミュニケーションが行われているか等、会社全体、部署、プロジェクトの単位で分析できます。
Jiveの分析機能の特徴 :
- コミュニティやコンテンツのアクセス数の分析: どの情報が最も参照されているのか、またどの情報が不足しているのかを把握することができます。
- 部署間のコミュニケーションの分析: どの部署とのコミュニケーションが最も活発か、またどの部署とのコミュニケーションが不足しているのかを分析することができます。
- リアルタイムの問い合わせ分析: ITヘルプデスクなどの部門では、リアルタイムでの問い合わせの状況やFAQの参照状況を分析することができます。
Jiveの分析機能の活用方法
Jiveの分析機能は、単なる数字を示すだけでなく、それをどのように活用するかが鍵です。例えば、部署間のコミュニケーションの不足を把握した場合、その原因を分析し、改善策を講じることができます。また、リアルタイムの問い合わせ分析を活用することで、問い合わせのピークタイムや頻出する問題点を把握し、対策を立てることができます。
例えば、ITヘルプデスクのような問合せのグループでは、ユーザーはFAQを参照したり、問合せをします。グループへのアクセス、どのFAQがよく参照されているか、問合せおよび回答済みの件数はどれくらいか等の分析がグループを作成した時点から可能となります。
この分析データをどのように活用するかが、とても難しく面白いところではありますが、まずデータがないことには始まりません。Jiveの場合はプラットフォームに標準で組み込まれているので、何も準備する必要がありません。ある程度業務をJive上で実施してコンテンツが貯まれば分析が可能となります。